開腹手術
胃がんの手術は、がんのできる場所や、進行度合いによって、
いくつかの方法に分けられます。
そして、開腹手術は、腹腔鏡手術や、
内視鏡手術が適応できない場合に行われ、
胃がんでは、標準的な手術です。
まず、胃の出口辺りにがんができた場合は、
幽門側切除術が行われます。
胃がんは胃の下の方にできる場合が多いので、
この手術が行われることが、最も多くなっています。
そして、胃の上部にがんができた場合は、
噴門側切除術を行います。
これは、胃の上部にできた早期がんに対して行われる手術です。
しかし、胃がんは下部にできることが多く、
比較的この手術が行われる機会は、少なくなっています。
また、胃の上部であっても進行がんの場合や、
胃の下部から広がり、上部にまで達した場合は、
胃の全摘出術になります。
さらに、進行がんで、がんの範囲が広がり、
膵臓や大腸に達した場合は、拡大手術が行われます。
この場合は、胃の全摘出に加え、リンパ節、
がんが広がった周囲の臓器の切除が行われます。
この手術の範囲は、
患者さんの体力や、体調によっても異なります。
その他、縮小手術もあります。
これは、リンパ節への転移がなく、
がんが小さい場合に行われる方法です。
この場合、胃の機能を十分に残すことができます。
これらの手術のうち、幽門側切除術や胃の全摘出の後に、
再建手術も行われます。
最近は、ルーワイ法という方法が主体になっています。
このように、開腹手術といっても、
患者さんの病状により、さまざまな方法があり、
手術における負担も、大きく異なります。
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