種類
胃がんの種類は、浸潤(がんの拡がりや、深さ)の程度や、
組織型などにによって、いくつかに分類されます。
まず、胃壁への浸潤の程度によって、
早期胃がんと進行性胃がんにわけられます。
浸潤が浅いものは、早期胃がんで、
深くなると進行性胃がんになります。
早期胃がんは、
たとえ転移していたとしても、
がん付近のリンパ節にとどまっていることが多く、
手術で完治する可能性が高くなっています。
進行性胃がんは、
スキルス性胃がんも含まれます。
がんの浸潤が深くなり、進行性胃がんになると、
転移の可能性も高くなり、非常に危険です。
そして、胃がんは、
上皮がん、非上皮がんの2つに分類できます。
さらに、上皮がんは、腺がん、扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん、
腺扁平上皮がんにわけられます。
その中でも、腺がんが最も多く、
一般的に言われている胃がんのほとんどは、
腺がんのことです。
腺がんは、胃の粘膜にある細胞のガン化が、
原因と考えられています。
また、胃の粘膜には、粘液を分泌する腺管があります。
腺がんは、この腺管と同じような構造の管をつくりながら、
増殖していきます。
そして、その管がはっきりとつくられているものを分化がん、
乱れているものを未分化がんと言います。
非上皮がんは、粘膜の下層にできる癌で、
上皮がんに比べると、比較的発症率が低くなっています。
その中でも、悪性リンパ腫の発症率が最も多く、
これは、リンパ球がガン化したものです。
発症率は、腺がんの次に多いといわれていますが、
胃がん全体からみると、1%程度です。
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